①コーキングの乾燥が十分に進んでいること
コーキングは、硬化過程で体積が減少します。そのため、塗装を行う前に、コーキングが十分に乾燥して体積が安定していることを確認する必要があります。目安としては、コーキングの硬化が完了する3~10日程度経過してから塗装を行うとよいでしょう。場合によっては知識豊富な塗装屋さんを見極めましょう。塗り処ハケと手では様々な知識を全国の塗装屋さん、メーカーと連携を取り日々最善な塗装工事を致しており、不具合を起こさない様徹底いたしております。
②コーキングと塗料の伸び率が合っていること
塗り処ハケと手では塗料の性質や素材により、塗料の選別やアドバイスを徹底的にお施主様や、塗装屋さんに教えております。コーキングと塗料の伸び率が合っていないと、塗膜が割れやすくなります。そのため、コーキングと塗料の伸び率が合ったものを選ぶことが大切です。一般的に、コーキングの伸び率は150%程度です。塗料の伸び率は、塗料の種類によって異なります。水性塗料は100~150%程度、溶剤塗料は150~200%程度の伸び率のものが多いです。伸び率に関してご不明でしたら一度塗り処ハケと手へご相談ください。
③下塗り材を塗ること
各メーカー販売の下塗り材を塗ることで、コーキングと塗料の密着性を高め、塗膜の割れを抑制することができます。下塗り材は、コーキング用の専用製品が販売されています。しかしこの材料を使ってても、ごくまれにコーキングの上が割れてくる事があります。中にはコーキングの上は仕方ないです等言う塗装屋さんが多いのが現実です。そうならない様塗装屋さんと契約、施工前しっかりと打ち合わせや説明を聞くことを怠らない様に心がけましょう。この様な相談もお施主様の立場に立ちしっかりと塗り処ハケと手では対応致しております。
具体的な手順としては、以下のとおりです。
①コーキングの表面を清掃する
コーキングの表面にゴミや汚れが付着していると、塗膜の密着性が低下し、割れやすくなります。そのため、コーキングの表面を清掃、シンナー拭きしてから下塗り材を塗ります。
②下塗り材を塗る
コーキング用の専用下塗り材を、コーキングの表面全体に均一に塗ります。
③塗料を塗る
コーキングの乾燥が十分に進んだら、コーキング用の塗料を塗ります。塗料は、コーキングの伸び率に合ったものを選び、2~3回塗り重ねるとよいでしょう。
なお、劣化したコーキングの上に塗装するよりも、コーキングの打ち替えをしてから塗装するほうが、割れにくくなります。コーキングの打ち替えは、コーキングの劣化や汚れ、ひび割れなどが見られる場合に撤去打ち換えします。雨の侵入を防ぐ大事な作業となりますので怠らないようにしましょう。その判断基準も現地で劣化状況を見て最善な施工方法も教えます。一度全国にある塗り処ハケと手へご相談ください。